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『紙選びは表現選び』プリントワークショップ@ピクトリコギャラリー活動レポート


今回は、写真上達コーチング受講生向けに

東京の両国にある

『ピクトリコ プリントショップ&ギャラリー』

で開催したプリントワークショップの様子をレポートします。



普段はモニター上で見ていることの多い自分の写真を

「本格的にプリントする」という体験を共有する時間。




まずは“ 紙の違い ”を知るところから


今回、プリントについて解説してくださったのは、ギャラリー主任の瀧口さん。




最初に並べられたのは、さまざまな種類の光沢紙。



同じ“光沢”でも、白の色味や反射の仕方が全く違います。


角度を変えると、

ブルーっぽく見えたり、ゴールドっぽく見えたり。


「え、全然違う!」

「え、こっちから見たら青い!」


そんな声があちこちから上がります。


見る角度で表情を変える紙。

光の当たり方で印象が変わる写真。


この時点で、すでに“紙選びは表現選び”

だということを体感していきました。



『面質』と『材質』の違い


講義の中で印象的だったのは

面質と材質の話。


光沢紙、セミグロス、マット、和紙やコットン紙。


無光沢紙は光をほとんど反射しません。

その分、色の強さよりも“質感”が前に出ます。


例えば、

生まれたての子猫のふわふわ感。


それを超光沢紙にプリントするのと、マット紙にプリントするのでは、

どちらが触感を想像しやすいか。


多くの参加者が「マット紙」をイメージすると思います。



つまり、紙の選び方ひとつで、

写真の伝わり方は変わる。


さらに、材質の話では「紙の白」の違いにも触れました。


インクに白はありません。

写真の白は“紙の白”。


つまり、紙が違えば

写真の白色部分である「光の表現」も変わる。


プリントの奥深さが少しずつ分かってきますよね。






『違いを観る』同じ写真を2種類でプリント


今回のワークショップでは、参加者10名がそれぞれ1枚の写真を提出。

それを2種類の用紙でプリントしました。


画像では伝わりにくいが、パールラベルの輝き
画像では伝わりにくいが、パールラベルの輝き

並べて見比べると、


・主役が違って見える

・空気感が変わる

・写真の温度が変わる


紙が変わるだけで、

写真はまるで別作品のように表情を変える。






モニターの中の写真ではなく、

手に持てる写真。


紙の質感、重み、存在感。


データだったものが、

“作品”としてそこにある。


この体験は、写真をもっと好きになるきっかけになります。




写真の楽しみ方を、もう一段深く


今回のプリントワークショップは、

技術講座でもありますが


『写真の楽しみ方を広げる時間』でした。


撮る楽しさ。

編集する楽しさ。

そして、仕上げる楽しさ。



プリントを知ると、

写真を見る目も、撮るときの意識も、自然と変わります。


また次回も、

写真がもっと楽しくなる体験を一緒に作っていきます。



『展示会』のお知らせ


最後に、展示会のお知らせです。


2026年5月12日〜16日に、

写真上達コーチング7期生の成果発表として

合同展示会を開催します!


参加メンバーとギャラリーの下見をしてイメージを膨らませる
参加メンバーとギャラリーの下見をしてイメージを膨らませる

今回のテーマは 「春色」


北海道から沖縄まで、

全国から集まった25名の参加者が、

それぞれの視点で切り取った春を展示します。


同じ「春」というテーマでも、

表現も、色も、空気感も、すべて違う。


写真だからこそ見える、

25通りの春色を、ぜひ楽しみにしていてください。


会場で、作品と一緒にお待ちしています。

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